游戏详情:
渋谷の街を舞台に、8人の主人公とそれを取り巻く登場人物が、物語を繰り広げる。基本的にそれぞれの主人公に面識はないが、あるシナリオで何気なく行った主人公の行為が、別の主人公の未来に重大な影響を与えることがある。時にはそれがバッドエンドなど悪影響を及ぼす場合があり、それを回避するために、ザッピング(zapping)を行ってシナリオを切り替えながら読み進めていく。
本作は実写を使用した作品であり、膨大な数の俳優が出演している。発売当時は無名だった伊藤さおり(北陽)・窪塚洋介(当時の芸名・ヨースケ)なども出演。使用した静止画の枚数は6000枚、登場人物の数は400人にもおよぶ。
初めてのリリースは1998年1月22日にセガサターンで発売された『サウンドノベル 街 -machi-』。
その後、システムを一部変更して新要素を追加したPlayStation版『街 〜運命の交差点〜』が『かまいたちの夜 特別編』、『弟切草 蘇生篇』と同時期に「サウンドノベル・エボリューション」シリーズとして1999年1月28日に発売され、その廉価版が2002年4月4日に発売された。また、ドワンゴから携帯アプリ版も配信されている。
2006年に新たに2人分の「秘蔵シナリオ」や、サウンドテスト機能が追加されたPlayStation Portable版『街 〜運命の交差点〜 特別篇』が同年4月27日(廉価版のSEGA THE BESTは2007年8月30日)にセガとチュンソフトのコラボレーションで発売された(ただし秘蔵シナリオはそれぞれ単独のシナリオで、後述するTIPSやZAPは存在しない)。
2012年3月27日にPlayStation StoreでPSP版のダウンロード販売が開始された(PS Vitaには配信当初は非対応だったが、現在は対応済み)。PSP版は本作の一部シナリオで暴力内容を含んでいるためCEROレイティングでUMDが「18歳以上対象」、PS Store版は「D(17歳以上対象)」指定になっている。